ルーレットとは
カジノのゲームでまず浮かぶのはルーレットじゃないでしょうか。ルーレットは「カジノの女王」とも呼ばれる最も華やかなゲームの一つです。

僕はカジノいくと必ずやるよー

カジノらしさを味わうならまずコレだよね
このゲームの起源はフランスで、「ルーレット」という名称もフランス語の「車輪」(roue)から来ています。
遊び方は、数字の並ぶ円盤に投げ入れられるボールがどの数字に入るか予想してベットするゲーム。賭けた場所にボールが玉が入れば配当が得られます。
数字に賭けるだけでなく、色に賭けたり、奇数偶数に賭けたり、といろいろな賭け方があって、幅広い配当を狙えるのも面白さの1つです。
ルーレットで使われる器具
カードゲームと異なり、ルーレットには様々な器具が使われます。
ホイール
ボールが回るルーレットの円盤です。
ホイールは反時計回りで回っており、ボールは時計回りに回転します。最終的にどこかの数字に落ちます。
ボール
ボールはディーラーが回転する形で投げ入れます。材質は象牙などでできているようです。
テーブル
実際にチップを置くためのテーブルです。ルーレットのホイールに刻まれた数字が並び、他に奇数・偶数など様々なベット方法が用意されています。
チップ
プレイヤーは賭けたい場所に自分のチップを置きます。
実際のカジノでは1つのテーブルで複数のプレイヤーが同時にベットするため、プレイヤーごとに色が分かれています。
ルーレットの賭け方・ゲーム進行
ではルーレットのベット方法を解説します。
(誰でも知ってるかもしれませんですが・・)
テーブルにつき、前のゲームが終了したらベット可能です。
予想する数字や色の上に自分のチップを置きます。
あちこちに好きなだけ並べて問題ありません。
(図では数字の19,22と赤に各10ドルベットしています)
※ただし赤黒などオッズ1:1へのベットは最低掛け金(ミニマムベット)が設定されていることもあります。
適当なタイミングでディーラーはボールを投げ入れますが、ボールが回ってる間もまだチップを置くことができます。
そろそろボールが落ちそうだというタイミングでディーラーが「ノーモアベット」と宣言し、そのタイミングでベット終了です。
・・ルーレットが回り始めて
・・落ちそうになって
・・落ちました。赤14です。
「14」や「赤」などにベットしていれば配当が得られます。
図では赤に賭けた$10が$20の払い戻しとなっています。
これで1ラウンド。
次のゲームを同じように繰り返していきます。
ルーレットのテーブルと配当
ここからはルーレットのもう少し詳細です。
ルーレットのテーブルは
- インサイドベット
- アウトサイドベット
という2つのエリアに分かれています
インサイドベットエリア
黄色で示した「数字のエリア」にベッティングするのがインサイドベッドです。
1つの数字に決め打ちするだけでなく、ライン上にチップ置くことで、複数の数字にベットすることも可能です。
インサイドベットへの賭け方
ベット方法 | 内容 | オッズ | 払い戻し例 |
---|---|---|---|
ストレート・ベット |
1つの数字に置く |
35:1 |
$10ベット ・・・$360の払い戻し |
スプリット・ベット |
2つの数字のライン上に置く |
17:1 |
$10ベット ・・・$180の払い戻し |
ストリート・ベット |
3つの数字のライン上に置く |
11:1 |
$10ベット ・・・$120の払い戻し |
コーナー・ベット |
4つの数字のライン上に置く |
8:1 |
$10ベット ・・・$90の払い戻し |
ファイブベット |
5つの数字のライン上に置く |
6:1 |
$10ベット ・・・$70の払い戻し |
ラインベット |
6つの数字のライン上に置く |
5:1 |
$10ベット ・・・$60の払い戻し |
※カジノのオッズ表記がわかりにくい方は「カジノと日本の競馬のオッズ表記の違い」を参照ください
アウトサイドベットエリア
黄色で示した「数字の外側のエリア」にベッティングするのがアウトサイドベッドです。
こちらは奇数偶数や赤黒などゆるやかな賭けですね。アウトサイドベットエリアへの賭けは最低掛け金(ミニマムベット)が設定されていることもあります。
アウトサイドベットへの賭け方
ベット方法 | 内容 | オッズ | 払い戻し例 |
---|---|---|---|
コラムベット |
2:1と表記された場所に置く |
2:1 |
$10ベット ・・・$30の払い戻し |
ダースベット |
1st12 / 2nd12 / 3rd12 に置く |
2:1 |
$10ベット ・・・$30の払い戻し |
イーブンベット |
・奇数 / 偶数 |
1:1 |
$10ベット ・・・$20の払い戻し |
ルーレットのハウスエッジ
ハウスエッジというのは、ざっくり言えば「カジノの取り分」です。
下記はルーレットのハウスエッジです。
ルーレット種類 | ハウスエッジ(カジノの取り分) |
---|---|
ヨーロピアンルーレット(ゼロの数が1個) |
2.7% |
アメリカンルーレット(ゼロの数が2個) |
5.26% |
ゼロ1個のヨーロピアンルーレットと、ゼロ2個のアメリカンルーレットではハウスエッジが異なり、見ての通りアメリカンルーレットの方が高くなってます。
ハウスエッジが高い=カジノの取り分が多い
・・つまり、やる側から見たらアメリカンルーレットの方が損ってことです。
これは、ゼロが増えれば単純に他の数字(赤や黒)に入る確率が減るからです。
このあたり次の記事でもう少し詳しく解説します。