ブラックジャックのスプリットのやり方・条件

ブラックジャックのスプリットについて

 

ブラックジャックの「スプリット」は、最初の2枚のカードが「9と9」や「QとK」など同じ点数のペアの時に、2つのハンドに分けるアクションです。

 

最初の賭け金と同額を追加ベットして、1つのハンドを2つのハンドにわけます。

 

 

 

スプリットを考えだすとややこしいんだよねー。。


 

 

スプリットは効果的なケースとやっちゃいけないケースがあるから注意が必要なんだ。考え方を解説するよ


 

 

この記事ではスプリットのやり方や条件と、効果的なタイミングなどについて解説します。

 

 

目次

1.スプリットのやり方・条件
2.スプリットをする効果的なタイミング
3.まとめ

スプリットのやり方

それでは実際のスプリットのやり方です

 

 

⇒最初の2枚のカードが同じ数字のペアです。

 

これがスピリットを賭けれるタイミングです。

 

ディーラーから「スピリットするか?」「しないか?」を聞かれます。

 

 

 

 

⇒スプリットを行いました。

 

ハンドが二つにわかれます。

 

分かれた方に賭け金と同額のベットが必要なので、追加で$10ドルをベットしています。

 

 

 

⇒ 2つのハンドに2枚目のカードが配られました。

 

それぞれのハンドに対するアクションを行います。
2つの手を同時にプレイしている様なイメージですね。

 

絶好のカードが来て、それぞれハンド18と19の好手。ここは両方スタンドですね。

 

 

 

⇒ ディーラーのカードがオープンし、ハンド20。

 

両方負けなので、最初の賭け金と追加の賭け金が全部没収・・・という最悪パターンです。

 

 

 

ダブルで損した形だね


 

 

スプリットには絶好の局面に見えたけど・・汗


スプリットをする効果的なタイミング

ペアカードだからといってやみくもにスプリットすればいいというわけではありません。

 

なにしろ、スプリットを行うとベット額が倍になるので、その分大きな勝負になってしまいます。

 

つまりスプリットはスプリットをやった方が勝てそうなタイミングのみ行うのが基本です。

 

 

じゃあ勝てそうなタイミングとはどーいう時か?

 

・・ですが、それは手元のペアの数字と、ディーラーの見せ札から判断します。

 

いろんなケースが考えられますが、
絶対的な基本的な考え方は下記かなーと思います。

 

 

  1. 「次に10や絵札がくる確率が高い」と考える
  2. 「ディーラーがバーストしそうかどうか?」を考える
  3. 「スプリットに有効なペアどうか?」を考える

 

 

@「次のカードは10や絵札がくる確率が高い」と考える

52枚のカードのうち、1〜9の数字は4枚しかありませんが、「10か絵札」は合計で16枚あります。このため「10」にあたる数字は、他の数字の4倍の確率で来ます。

 

 

   

10は4種類あるので来る確率が高い

 

 

このためブラックジャックでは「次のカードは10か絵札である可能性が高い」という考えでプレイするのが大前提としてあります。

 

このため、自分のハンドが12以上の時は、もう一枚引けばバーストする可能性が十分あります。(12でヒット時のバースト確率は約30%あります)

 

 

「Aディーラーがバーストしそうかどうか?」を考える

次のカードが10か絵札と予想するため、ディーラーの見せ札が「10」や「エース」の時は負ける確率が非常に高いと言えます。

 

ディーラーの見せ札がこれらの時はピンチ

 

ディーラーが強いハンドの時にあえて追加ベットするのは得策とは言えず、スプリットには向かない局面です。

 

 

一方で、ディーラーの見せ札が「4」「5」「6」などの中途半端な数の時、ディーラーはバーストしやすいです。

 

ディーラーの見せ札がこの辺ならバーストが望める

 

 

これはハンド14,15,16の時、ディーラーはもう一枚引かなけらばいけないためです。スプリットした時にディーラーがバーストすれば、2つのハンドで両方勝てるため、スプリットに向く局面です。

 

 

 

B「スプリットに有効なペアどうか?」を考える

あとはこちらのカードですね。

 

こちらのペアが「4」や「5」や「6」などの中途半端な数の場合、スプリットしても、弱いハンドが2つできるだけです。(次に10や絵札がくると考えるならハンド14、15、16になりやすいと言えます)

 

このため、こーいうペアはスプリットには向きません。(特に「5」のペアは10なのでそのまま持っておいた方がよいですね)

 

じゃあどういう時がスプリットに有効か。

 

例えば「8」のペアです。

 

8のペア(そのままだとハンド16)

 

「8」のペアは、そのままもっておくと「ハンド16」なので、あまりよろしくない手です。しかしスプリットすれば二つの「ハンド18」(まあまあの手)が作れます。

 

 

エースのペア(そのままだとハンド2か12)

 

「エース」のペアはスプリットに絶好です。スプリットしなければ「2または12」というイマイチなハンドですが、スプリットすれば2つのブラックジャックをも狙えます。積極的にスプリットしたい局面です。

 

 

10のペア(そのままでハンド20)

 

「10」のペアはどうか。スプリットすれば二つの「ハンド20」が狙えます。しかしスプリットしなければ「20」という既に強いハンドができています。普通ならスプリットしない局面です。

 

 

スプリットまとめ

以上、スプリットの条件や、効果的なタイミングか判断するための考え方を解説しました。

 

少し高度な戦術になるので、慣れないうちは無理して行う必要ないと思います。

 

・・・なんですが、実は「スプリットするかしないの判断」もベーシックストラテジー表に盛り込まれています。表に従うだけで上記のような判断を織り込んだプレイが自動的にできちゃいます。

 

>>ブラックジャック攻略の考え方とベーシックストラテジー表を解説

 

 

そう考えると、改めてベーシックストラテジー表ってすごい表ですね!

 

 

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