ネットでカジノを楽しむ

ラスベガスのカジノは行ったことあるけど、オンラインカジノはどうなのかなあ。。

オンラインカジノは日本ではまだメジャーじゃないからね。。
この記事ではオンラインカジノの概要をざっと紹介していきます。
目次
1.オンラインカジノってそもそも何?
2.オンラインカジノで遊ぶのは危険なのか?
@オンラインカジノを運営してるのは誰?
Aオンラインカジノは一般的なものか?
Bイカサマはない?
3.日本でプレイすると違法なのか?
オンラインカジノってそもそも何?
この記事を見てる人はオンラインカジノをやったことがない人が殆どだと思いますが、別に特殊なものではありません。
オンラインカジノはその名の通り
「オンライン上のカジノ」
つまりインターネット環境で楽しめるカジノです。
詐欺まがいのものは別として、通常のオンラインカジノは正式なカジノ企業が経営しているものなので、ネット世界にある本物のカジノというイメージですかね。
オンラインカジノの画面
オンラインカジノの実際の画面はこんな感じです。

いかにもカジノって感じがするね

もっとリアルなのもあるよ

本物のディーラー?

上の画面はライブゲームって言ってカメラで生中継してるんだよ

カジノっぽくないゲームがいっぱいだ。日本語になってるね

オンラインカジノは海外のサイトだけど日本語にも対応してるんだ
・・と様々なゲームが楽しめるオンラインカジノ。
ゲーム数はどのカジノも100種類以上、多いところだと200〜300種類と相当あります。
尚、オンラインカジノは単なるカジノゲームではありません。
お金を賭けて正真正銘のギャンブルを楽しみます。
オンラインカジノで遊ぶのは安全なのか?

でもなんか怖い気がするよね・・

そこだよね
じゃあそのオンラインカジノで遊ぶのは安全なのか?
・・と一言で言ってもオンラインカジノもピンきりなので、何とも言えないところはあるんですが、私自身、2011年からオンラインカジノを試してますし、いくつかのポイントはあります。
主要なポイントをざっと挙げて紹介します。
@オンラインカジノを運営してるのは誰?

誰がどうやって運営してるの?

海外の企業だよ。オンラインカジノは国や政府が発行した運営ラインセンスがないと営業できないんだ。
そんな海外にあっても、オンラインカジノは明日から勝手に営業できるわけじゃなくて、オンラインカジノを運営するには、国や政府の認定機関から発行された「運営許可書」(ライセンス)を取得する必要があります。
ライセンスを発行している国や政府機関は世界に20箇所以上あるようです。各オンラインカジノ企業は、これらいずれかからライセンスを取得して、その国での法律の元で運営しているということですね。
だから日本の裏カジノみたいなものとは全く異なります。
(カジノで公開しているライセンスの例)
ライセンス取得はかなり大変と言われていて、
発行国によりその審査基準はまちまちですが、
例えば
- 運営者の資金力
- 運営者の経営能力
- ゲームの公正さを担保する仕組みの有無
- 法令を遵守をさせる仕組みの有無
- マフィアや犯罪組織との関与を絶つ仕組みの有無
・・などなどを基準に審査するそうです。
で、これら審査をクリアしたカジノ企業ににライセンスが発行され、晴れて運用開始となります。
ライセンス取得したり維持したりするのには莫大な資金がかかるみたいですね。
Aオンラインカジノって一般的なものなの?
- オンラインカジノ?
- 裏カジノ?
- 怪しいでしょ?
日本に住んでるとカジノというだけで悪いイメージがありますが、海外旅行でカジノに行った事がある人は多いじゃないでしょうか。カジノがメジャーであるのと同様に、オンラインカジノもヨーロッパなどでは一般的に浸透している娯楽です。
海外で一番売り上げの大きいカジノの街といえば「マカオ」ですが、
オンラインカジノ全体の市場規模は、世界一のカジノ大国マカオより大きいと言われるくらいなので、オンラインカジノ業界がかなり大きな産業であることは確かです。
ネット上のカジノなので、普通のカジノ(ランドカジノ)と区別して「オンラインカジノ」という名前がついてはますが、基本的には陸地にある普通のカジノと同じと考えればよいんじゃないでしょうか。
海外でのカジノの認識
カジノは日本人にとってのパチンコ屋みたいなものじゃないでしょうか。
日本のパチンコ屋みたいにそこら中にあるわけではないですが、近所のバーやパブにはカジノスロットがあって、大きな街に行けば普通のカジノがあって・・と外国でカジノは割と身近な存在です。
実際に海外旅行、例えばオーストラリアなどに行くと、普通のおばちゃんが私服でビール片手にスロットを楽しんでますね。
そーいう文化もあってオンラインカジノやオンラインベッティング(スポーツベッティング)も普通に認知されてます。
日本ではパチンコメーカーのテレビCMが流れますが、海外ではオンラインカジノ企業やブックメーカーのテレビCMが流れます。
その中にはプロスポーツチームのスポンサーを務める企業も多く、スポーツの試合やサッカーのユニフォームなどでオンライン会社のロゴを見たりもします。

へー、大企業じゃないとプロサッカーチームのスポンサーなんてできないよね

それだけカジノ企業が儲かってる(負けてる人が多い)とも言えるけどね・・
Bイカサマがありそうだけど・・?

けどさー、ゲームだとプログラムをいじったらイカサマされそうだけどなー・・

そう。だからそーいうのをチェックする仕組みがあるんだよ
オンラインカジノをプレイするうえでイカサマや不正は気になります。
ソフトウェアだとプログラムを改造していくらでも操作できそうですよね。。
このため、オンラインカジノの不正(使用しているソフトウェアや運営状態など)を監視する第三者機関も存在します。
下記2社が有名です。
- eCOGRA(イーコグラ)
- TST(Techin ial Systems Testing)
オンラインゲーミング審査機関でおそらく最も有名なのがeCOGRA(イーコグラ)で、カジノ運営会社やゲームを提供するソフトウェアプロバイダ会社の監査を行っている英国発祥のNPOです。正式名称は eCommerce and Online Gaming Regulation and Assurance です。
(eCOGRAによるペイアウト率のレポート例)
この団体は、例えば、毎月のゲームの還元率(ペイアウト率)をチェックし、審査を受けた側の会社にレポートを送ります。こういったレポートは「高い安全性の証」となるため、カジノの公式HPなどで公開されています。
全てのカジノが第三者機関の監査を受けているわけではありませんが、ゲームソフトウェアを提供しているゲームメーカー側が監査を受けていることもあり、そういったメーカーのゲームなら不正な改変を心配せずにプレイできると言えます。

ライブゲームなら本物のディーラーと生でプレイできるよ
日本でやると違法になるか?

でも海外のものでしょ?日本でプレイしていいのかな・・

確かに、そこが一番気になる所にはなるよね
2020年現在、多くのオンラインカジノが日本市場向けサービスを展開してます。
それらは日本語化されていたり、日本語サポートがあったり・・と、そもそもが日本人がプレイするために作られたオンラインカジノなんですよね。
これまで、海外のオンラインカジノを日本でプレイする事に関しては専門家の間でも意見が分かれており、白とも黒とも言えないグレーゾーンという感じでした。
まず前提として、オンラインカジノは海外で運営されていて、しかもその国の法律に則って運営されているためオンラインカジノ自体に違法性はありません。
しかし一方で日本には賭博法により日本国内のギャンブルは基本的に禁止されています。
しか賭博を立証するには「必要的共犯ないしは対向犯を立証しなければならない」(ざっくり言えば「運営元」と「プレイヤー」を同時に摘発する必要がある)という原則があります。
このため、日本国内での賭博行為という点で微妙ではあるものの、海外を拠点としているオンラインカジノ運営元自体に問題があるわけではなく、海外企業の摘発自体も不可能なので、プレイヤーだけ摘発することはできないだろう・・・というのが多くの法律家の見解のようでした。
ところが2016年に流れが変ったんですよね。
この年、日本で海外オンラインカジノをプレイしたユーザー数名が「摘発」される、という事件が起きました。
「え、プレイしただけで逮捕?」とオンラインカジノ界隈は騒然となりました。各オンラインカジノによる抗議もありました。そんな中、摘発されたユーザーの一人が弁護士を立てて、裁判を起こす姿勢を見せ、結果として不起訴となりました。
※この経緯は担当弁護士のブログに出ています。
不起訴の勝ち取りーオンラインカジノプレイヤーの件(麻雀プロ弁護士津田岳宏のブログ)
大きな騒動になった事件でしたが、結果「不起訴」(無実)を勝ち取ったことは、上にあったような見解(プレイヤーだけ摘発することは不可能)の妥当性が証明された形で、いいかえれば「オンラインカジノに関する法律は日本にはない。」ことが明白になった事件だったとも言えます。
今後、法律が変わったらわかりませんが、現在の法整備で、同じような摘発を受ける可能性はゼロといっていいじゃないですかね。